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横林大々のブログ

小説家、横林大々のツイッターアカウントです。こちらでは横林の宣伝や雑記を掲載します。

僕は、この『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』がライトノベルの至高だと思ってるんだ。この作品はライトノベルとか関係なく見て欲しいよ。欲しいよ!欲しいよ祭!!

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田中ロミオさんがエロゲのシナリオライターだとか、あまりそういう詳しい事は知らないのですが、ただ、彼の書いた『AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜』は本当に良い作品なので某厨二病ラノベまたそれに付随するアニメ等に知名度で負けてる現状は許し難いものがあります。

 

という訳で今日はライトノベルでも僕が1,2を争うくらい好きな『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』について自分なりに勧めさせてください。

 

 

 

一時期18禁のパソコンゲームにハマり『かけた』時期があった僕なのですが (結局未遂でほぼやらず)、その際に田中ロミオさんの話はよく聞いておりました。

中でも『CROSS✝CHANNEL』は超名作らしいです。中学時代の友達に聞いたんで間違いありません。
(別名義で『家族計画』とかのライターをしてたらしいです。これも名作らしいと、中学時代の友達に聞いたので間違いありません)

ラノベで言えば、『人類は衰退しました』とか。あれも面白いらしいですね。
これは、大学時代の知り合いが言ってたので信頼が薄いですが。

……勧めるはずなのに、作家のパーソナリティを全く知らない!大丈夫か、こんなうろおぼえで紹介されて読む気になるだろうか。

まあ、安心してください。この物語は、そんな前情報がなくてもしっかりと面白いですから。

 

 


AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜』は奇抜な設定なのにストーリーラインが超王道で、結局ボーイミーツガールになるのが素晴らしいなあと思います。

つーかなんでこの小説爆発的に売れないんだよ!キチンと面白いのに手先の二番煎じ萌えに負けるのはありかよ!?

 

中二病って言葉が流行ったのは僕が高校生くらいの頃でしょうか。

今でこそ市民権を得ている言葉ですが、当時は「言い当てられた!」って感動の方が凄かったんですよ。あの中学校の独特の雰囲気を固有名詞にしてくれるなんて、と。

(発祥の地は伊集院光さんのラジオらしいですが)

 

中二病はネット上で瞬く間にネタの素材となりました。『中二病』をググってみれば1時間くらいは時間を潰せたものです。

(後述しますが、現在では某京アニ作品が多数ヒットするようになっています。時代です)

 

 


僕が始めてこの作品を呼んだ時、そんなネタの宝庫である中二病をまっすぐボーイミーツガールものに持ってきたのが凄いなあと思ったんです。

しかも、ネタとしての中二病の鮮度もしっかりと保っている。

 

ネタバレになるんで詳しくは書けませんが、本当にシナリオの展開とかも教科書みたいに良く出来てるんです。

 

特にラストは、なんというか「自分で作品を作った時は、こういう言葉で締めたいよな」と思わせるような台詞が書かれています。

 

中二病という言葉には「大人じゃない精神状態」という意味合いも隠されています。

人に「中二病」って言う時は褒め言葉では決してないですから。

 

この小説で見て貰いたいのは、そんな『中二病をいつまで患っていて良いのか 』。

そして『傷つきながら成長していくことが青春だなあ』という点。(スクールカーストとかも出てきます)

あとは、言葉のセンスが単純に好きです。

 

いや、嫌いじゃないですよ、むしろ好きですよ、萌えキャラのオンパレードも。だけど、やっぱり王道は王道らしく売れる世の中であって欲しいんだよな。


僕は、これと『イリヤの空、UFOの夏』はライトノベルの至高だと思ってるんだ。この二冊はライトノベルとか関係なく見て欲しいよ。

 

だからこそ、『某京都アニメーション』の『某中二病に恋したい』の方が市民権を得ている現状が納得できない。

やっぱり某中二病と、今作は似てると言うには似すぎてると思います。

(ちょっとヒロインの造形が似ているのは、やりすぎな気がするんだ)

 

 

 

ただ、別にそこを弾劾する気はありません。

中二病中二病で支えている層がいるのは事実だし(だから二期までアニメ化された訳で)、そこを否定するのは少し違います。

 

だから、せめて、この『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』が有名になってほしい。

 

本当によく出来てる作品だし、某中二病のアニメくらいまでは市民権得てくれたらなあ、と。

 

 

 

そんなこんなで、今日は『AURA~魔竜院光牙最後の闘い~』について書きました。

小説を読むのが苦じゃないという方は是非一度 。

 

ラノベ版、かつ結構さわやかなラストの『桐島、部活やめるってよ』と思って戴ければ。


(実は、ひっそりアニメ化もされてます)