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横林大々のブログ

横林大々のブログです。作家になるのが目標。こちらでは横林の宣伝や雑記を掲載します。

ミュージックステーションで、けものフレンズの声優さんに見た、覚悟と凄み。

 

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今回は、昨日のミュージックステーションで 垣間見た覚悟と凄みについて書きます。

 

 

けものフレンズ

 

「あなたは何のフレンズ?」

「僕はね、小学校とかで歌う『Believe』を聞くと無条件に泣きそうになるフレンズだね」

「すごーい」

 

とか言ってる場合じゃないんですよ。

本当、凄いですね、最近の『けものフレンズ』の勢い。

 

けものフレンズ?」という方は、是非以下リンクより詳細を知ってもらって。

 

私も初め『けものフレンズ』というアニメを知ったときは

ネタアニメか」

程度の認識だったのですが、主題歌を聞き、アニメを追っていくうちに、見事にハマってしまいました。

 

これ、あえて断言しますが、たぶん、けものフレンズって子どもより大人の方が、より深みに陥ってしまう気がします。

 

私が高校生、浪人生の時に、『けいおん』が社会現象になりました。

で、当時、尖っていた私は「こんな何も事件も起こらない、能力もない、人もしなないアニメの何が面白いねん」と思ってたのですが、大人になれば分かりますね。

「だからいいんじゃないの」ってね。

 

あのねえ、もう、異世界行くとかしんどいんです、27歳になったら。

あとは、暗い話とかね。もう、現実が十分暗いのに、何を創作物の中でも二重で苦しまなければならないの、って。

なります、なりますからね、そこの、モラトリアム満喫してる大学生。

 

だからこそ、私は、けものフレンズの、ともすれば『ゆるい』という世界観にハマってしまいました。

サーバルちゃんの顔が最高に、とぼけた感じでいいんだよなあ。

あとは、どうぶつたちの関係性ね。

なんか、妙なしがらみが無くていい、いいよ。本当。

 

しかし、ゆるい世界観の中にも、複雑な裏設定が含まれていそうな所が本作の一筋縄ではいかない部分。

 

考察で盛り上がる様は、大学時代に見ていた『まどか☆マギカ』を思い出しました。

まどマギは、映画第二作目、作ってくれてええんやで……)

 

まあ、いろいろと盛り上がる部分がふんだんに含まれており、バズるべくしてバズった印象を受ける今作なのですが、私としては、なにより、主題歌が最高だと思います!

 

 

 

・『ようこそジャパリパークへ』は傑作

  

ウェルカムトゥー、ようこそ、ジャパリパーク

うー!がぉー!



最高。

最高の主題歌。

 

まず、単純な言葉で、誰でも口ずさめるアニソンって感じが最高。

(綺麗にっていうより皆で楽しくって感じに作られてるから、Mステでも歌に関しては大きな事故になってなかったと思います)

 

『夕暮れ空~』のところからの切なげなメロディがいいよね。

あと『ララララー』のところもね。ラストに向かって盛り上がるぞーって具合が良い。

 

メロディももちろんなんですけど、より最高なのは、ここの歌詞ですね。

『けものはいても のけものはいない』

 

これ、もし私が作詞者だったら、震えると思います。

だって、このワンフレーズで作品の良い部分が一発で説明できるじゃないですか。

ずばり、けものフレンズって、こういうことですもんね。

あとキャッチ―。

 

私は、『ようこそジャパリパークへ』を聞いたときに、この歌詞の一発に震えて一気にハマりました。

 

そして、気が付けば勝手に口ずさむようになってた私は、「誰が、この歌を作っているのだろう」と検索したところ、大変に驚いてしまいます。

 

なぜならそこに『大石昌良』という名前が連なっていたからです。

 

 

 

大石昌良さん

 

この名前を聞いて、「ああ、この人が作ったのか」という驚きと「この人が作ったのなら、そりゃあ名曲になるわ」という気持ちが一度に訪れました。

 

大石さんと言えば私の中ではアニソン関連の歌手としての印象より、スリーピースバンド『Sound Schedule』のフロントマンとしての印象が強い。強すぎます。

 

もともと中学時代に同じ部活の女の子が歌っていたのがきっかけで知り、すぐさまTSUTAYAへレンタルに行ったことが懐かしい。

 

個人的には、タイトルにインパクトがある『さらばピニャコラーダ』や

さらばピニャコラーダ

さらばピニャコラーダ

 

颯爽感のある『言葉以上に』

言葉以上に

言葉以上に

 

そして、切ないミディアムバラード『ピーターパン・シンドローム』など。

 

特に『ピーター・パンシンドローム』は私が一番好きな一曲で、

『最終電車を見送り僕らは夜の風になった』という歌詞からの『最終的に僕たちはそれぞれの道へと進んだ』という移り変わりがなんとも胸が苦しくなります。

是非一度聞いてもらえたらと思いますね。

 

 

 

・放送終了後の盛り上がり

 

さて、だいたいのアニメというのは放送が終了後、○○ロスなんて言葉がある通り、終わりを迎え喪失感の中、また新たなアニメを探すなんてのがルーティンとして存在しますが、けものフレンズは、そんな定石を無視するかのように新たな仕掛けを公式が準備してきます。

 

例えば、今作の監督が製作した半分公式半分同人の続編動画。

無料です。



無料ですよ。

凄くないですか。

しかも、これ、動画公開したのがアニメ放映時の時間っていうのがまた粋ですよね。

 

また監督のツイッターには、このようなサービス満載の画像も挙げられています。

ありがたいよね、本当。

 

そして、そんな仕掛けの中でも特大の物が、私たちの耳に飛び込んできました。

 

そう。

Mステ。

ミュージックステーションに、なんと、けものフレンズの声優さんが、オープニングを歌うために出演するという速報。

 

もう、驚くとかを超えてなんだそれ、って聞いた直後は思いました。

 

 

 

・声優さんがMステに出るという事

 

しかし、そんなサプライズの中、こんな事を思い浮かべた人も少なくないのではないでしょうか。

「声優のMステ出演。……放送事故が起こるのではないか」

 

失礼ながら、実は私もそんな事を考えた一人でした。

 

ミュージックステーションと言えば、音楽番組の最高峰であり、司会もビッグ3の一角を担うタモリさんという、音楽を志す人間であればだれもが憧れる場であるのは間違いありません。

 

そして出演するアーティストは、マジョリティに愛される権利を手に入れた猛者ばかり。

 

ジャニーズに、AKB系や坂道系、エグザイル系列のグループに、国民的アーティスト、声優さんと親和性の高いアニメ関連でも、ドラえもんクレヨンしんちゃんと言った国民に愛された一部の選ばれた作品のみが出演できる場所。

 

もちろん近年は、一般的には知られていないけれど、一部に熱狂的なファンがいるようなバンドやグループ、アイドルも出演しており、開口は広くなっている印象があります。

 

しかし、そうは言っても、出演したからと言って、そのマイナーなグループが、あんなメジャーが集う場で支持されるかどうかは別問題。

ましてや、歌が本職では決してない声優グループ。

歌手やアイドル活動も未経験者が多い新人の多い集団です。

(佐々木未来さんはミルキーホームズで、ばりばりやってますけどね)

 

浮かび上がる不穏な言葉たち。

きっと、一視聴者である自分たちでもそうなんですから、本人たちの気持ちを計ると、どれだけのプレッシャーの中、あの場所に立ったのだろうと考えさせられます。

 

自分が、サーバルちゃんの声優だったら、もうプレッシャーに押しつぶされて泣いてますね。

田舎に帰るよ、本当。

 

 

 

・覚悟と凄み

 

で、ここからが私の書きたかったことなんです。

 

あの、ミュージックステーションを見てて思ったんですが、サーバル役の尾崎由香さん、凄すぎないですか?

 

僕、結構本気で感動してしまって。

 

あの、曲の前にタモさんとアーティストがトークするじゃないですか。

で、もちろん、けものフレンズの声優さんたちも、そのトークを行う訳なんですけど、あの時にね、尾崎さんが、タモリさんに聞くんですね。

 

タモリさんは、どうぶつでなにか似てるって言われたことがありますか?」

って。

まあ、けものフレンズってアニメですから、関連した質問ですよ。

 

それにタモリさんが(この人も、本当に優しいよね)

「イグアナぐらいかなあ」

って答えるんです。

 

で、そのあとなんです。

その後に、尾崎さんがね、マンキンのサーバルちゃんで。

もう、一切手を抜かない。

100%のサーバルちゃん声でね。

「すっごーい!タモリさんはイグアナのフレンズなんだねっ!」

っていうんです!

 

でさあ、そのあと、めっちゃなんとも言えない空気がスタジオに訪れるんですけど。

(後ろの高橋優さんが、めっちゃ表情変えるくらいの)

 

この一歩!

この一歩に僕、本当に感動してしまって。

 

見て貰ったらわかるんですけど全然躊躇してないんです、尾崎さん。

後ろにね、それこそ、ジャニーズもいるし、エグザイル系のグループいるし、欅坂いるし、あんな怖い顔の竹原ピストルいるし、もう、これね、新人やったらね、ビビると思うんです。

僕が、この尾崎さんのポジションだったら、50パーセントくらいの力でサーバルちゃんやってしまうなあ。

 

お客さんも、おそらく、ほとんどの人が知らない中、なんならジャニーズとかを観に来たりしてるような人の中ね、(なんだったら、最初の登場の時、客席の戸惑う歓声の量で)100%のサーバルちゃん出来るってこれメンタル鬼じゃないですか。

しかも、水樹奈々さんとかね、ああいう百戦錬磨の人ならまだしも、新人さんが。

 

僕、テレビで見てて「これ、アームストロングが月面着陸する時のような一歩じゃないの」って思って、鳥肌はぶわーってなったんです。

 

まあ、けものフレンズって、多少アニメ知ってる人だったら知ってるようなアニメになってたじゃないですか、この段階で。

でも、一般の人にはまだまだ認知されてない。

 

そんなマイノリティって宇宙船から、尾崎さんはメジャーって月面に着陸したんです。

その時の気持ちがドキドキだったのかワクワクだったのかは分かりません。

けれど、あの表情の尾崎さんを見てると、そんなアニメって畑からそうじゃない場所に挑もうとした覚悟と、凄みを感じてしまいました。

 

この後に、タモさんへ『うー!がぉー!』のレクチャーをした様子などを見て、果たしてそれが成功だったかというのは分かりませんが、(優しいタモさんや、後ろのしんちゃん、そして一部の出演者は同じように真似してくれたそうですが)少なくとも、僕は、この人たちが「声優って立場」でミュージックステーションに臨んでいるんだなという気持ちになりました。

 

それにしても、尾崎さん肝座り過ぎじゃないですか……。

 

 

 

・けものはいても のけものはいない

 

さて、ミュージックステーションは彼女たちの曲へと移ります。

勿論曲は、大石昌良さん作詞作曲の『ようこそジャパリパークへ

 

いつものイントロが流れ、歌って踊る声優さんたち。

そこには一生懸命な姿と、愛があったように思います。

 

格好いい踊りではありません。

ディーバのような歌声でもありません。

 

けれど、一生懸命『けものフレンズ』という作品を伝えよう、そして楽しもうという気概を感じました。

 

こういった作品っていうのは、きっと一人の力では成立しなくて、声優さんはもちろん、監督や、この曲を作った大石さんといった、様々な人たちの力が合わさって作られるのだと思います。

 

そして、昨日のパフォーマンスには、そんないろいろな人たちの『愛』が、たくさん溢れていたように感じました。

 

それは、まるで『けものは いてものけものはいない』と言ってくれた、けものフレンズの本編に流れていた『愛』そのもののような。

 

十人十色の覚悟や凄みが合わさって一つの『愛』になる。

だから私自身も、この作品にひかれあうのかもしれません。

 

 

 

・おまけ

 

しかし、私がミュージックステーションで感じたのは、声優さんたちの覚悟と凄みだけではありませんでした。

 

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笑い顔、菩薩かよ!

 

竹原ピストル!

最高だな!!

 

さや侍の、あんた抜群だったぜ……)

 

 

 

Forever Young

Forever Young

 

 

 

 

(ちなみに、昨日のMステを受けて書いた短編小説も、お時間あれば一度呼んで戴ければ幸いです)